岸田 文雄(きしだ ふみお、1957年〈昭和32年〉7月29日 – )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(9期)、自由民主党総裁(第27代)、宏池会(岸田派)会長(第9代)、自由民主党広島県連会長[1]。
内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、規制改革、国民生活、再チャレンジ、科学技術政策)、外務大臣(第143代・第144代)、防衛大臣(第16代)、自民党国会対策委員長(第52代)、自由民主党政務調査会長(第58代)、自民党たばこ議員連盟副会長などを歴任[2]。
東京都渋谷区生まれ[3]。本籍地は広島県広島市[4]。自宅は比治山神社の近辺[5]。愛称は「キッシー」[6][7]「ふみきゅん(フミキュン)」[8][9]。
中小企業庁長官、衆議院議員を務めた岸田文武は父[10]。戦前戦後に衆議院議員を務めた岸田正記は祖父[11]。参議院議員・経済産業大臣を務めた宮澤洋一は従兄弟[12]。
岸田文雄、自民党新総裁に決定 2021/09/29
Decided to be the new president of the Liberal Democratic Party
菅総理大臣の後継者を選ぶ自民党総裁選挙で決選投票の末、岸田さんが勝利を収めました。
これにより第100代内閣総理大臣は岸田さんということになります。
今回の選挙は全く先が見えませんでした。
当初、巷の予想では河野さんが1位で岸田さんは2位だろうということでしたが、結果的に岸田さんの圧勝でした。
これはどうしてなのでしょう?
初回投票の結果
立候補条件
国会議員20人の推薦。
国会議員票
国会議員1人1票。(382票分)
党員票
党の規程で、党費を納めた党員に与えられる選挙権で全国で110万人余。(382票分)
国会議員票を見てみると
国会議員票では岸田さん、高市さん、河野さん、野田さんの順番になっています。
岸田さんがダントツです。
高市さんが2番手につけているのは、前総理の安倍さんの強力なバックアップをもらえたからでしょう。
河野さんが少ないのは、自身の派閥のドンである麻生さんが立候補に消極的な姿勢を示していた事が、少なからず影響しているのは確かです。
野田さんが一番少ないのは、態度表明が直前過ぎたための明らかな準備不足でしょう。高市さんの出馬表明を見て我も続け的な印象でした。
特に注目したいのは河野さんの国会議員票が思った以上に少ないことです。
おそらくこれは、石破茂元幹事長と小泉進次郎環境相が支援に回った事による悪影響からでしょう。
石破茂元幹事長は、議員の間では空気が読めないとか、自己中心的であるとか大分煙たがられているようで、前々回の総裁選でも石破降しという言葉があったくらいです。
安倍さんや麻生さんとの不仲も明らかです。
また、小泉進次郎環境相については小泉進次郎構文などという単語が生まれる程に発言内容が空で、周りから軽んじられている様です。
そんな二人の負のオーラを浴びてしまい、本来勝てたかもしれない選挙を落としてしまったのでしょう。
河野さんの今後に影を落とさなければいいのですが・・・。
党員票を見てみると
党員票では河野さん、岸田さん、高市さん、野田さんの順番になっています。
当初からの予想通りの順番ですが、この票数にも国会議員票と同様の影響が多分に出ている様です。
全国的に人気のある河野さんの党員票の伸びが鈍く、岸田さんにその分の票が流れてしまったようです。
結局のところ河野さんは手を組む相手を間違えてしまったようで、自分でも予想していなかった様な惨敗につながったのでしょう。
選出後の岸田さんの決意表明
足元においては引き続き我が国の国難が続きます。
コロナ対策、必死の覚悟で努力を続けていかなければなりません。
また通常規模の経済対策を年末までにしっかりと作り上げなければなりません。
そしてその先には新しい資本主義、また自由で開かれたインド太平洋の実現、さらには少子化対策など我が国の未来に関わる重大な課題が山積しています。
私は早速今日から全力で走り始めます。
全国の党員のみなさん、そして国会議員の皆さん、是非一緒に走っていただきたいと思います。
岸田文雄の特技は人の話をしっかり聞くということであります。
是非皆さんと一緒に開かれた自民党、そして明るい日本の未来を目指して努力をする覚悟であります。
是非ともこの決意表明通り、国民の声を聞き取り平穏な日々が戻ってくるように国を動かしていって欲しいものです。
では、おつかれさまでした~